top of page

9月30日 トマトの夏

更新日:2021年10月1日

「夏野菜の代表!」と思われがちのトマト。

私はずっとそう思っていました。

でも、南米・アンデス高地ご出身のトマトにとって、日本のジメジメ蒸し蒸しした夏は過酷すぎるのです。

特に今年は雨が多く、日照も少なかったことに加え、晴れたら一気に35度以上!

打撃を受けた露地栽培も多かったはずです。

また、暑さで疲れ切った株は、夏の終わりとともに病気になって枯れてしまうので、

「夏野菜代表」と言う印象が強いのかもしれませんね。


トマトにとっての適温は昼間23〜28度、夜は10度〜15度。

日本人にとっての、初夏と初秋が、トマトにとっての夏、本番。

そしてそれが今の佐久の気候です。

大変だった夏を乗り切ったトマトたちが

再び最盛期を迎えています。

よく頑張った!

樹上完熟もして割れてきています。


小さな小さな種から育ったか弱い苗が、何百と実を結ぶプログラムは、

人の楽しみや喜びと密接に関わっている、と感じてなりません。





Comments


bottom of page